ズバリ、これがバインクオンです!
正確に言うと、これは私がベトナム(ホーチミン市)にいた頃よく食べていたバインクオンです。
この記事では、「バインクオンとは、発酵させた米粉汁を蒸して作った生地の上に・・・」というような説明をしません(というか、できません。。)
あくまでベトナム南部で生まれ育った筆者の個人的な経験から、バインクオンの説明をしていきたいと思います。
北部料理?
バインクオンについての日本語の情報をいろいろ見てみると、必ず「ベトナム北部の料理です」と書かれていますね。
確かに、北部由来の料理のようですが、南部でも普通に食べられています。
ホーチミン市内にもたくさんの食堂や屋台があって、皆さん朝食やおやつとして食べています。
値段は?
(コロナの影響でしばらく帰国できていませんので、こちらは2018年時点の情報です。)
こちらが私がよく行っていたバインクオン食堂の看板です。
翻訳するとこのようになります。
バインクオン
バインクオン(具なし)
15000ドン
バインクオン
15000ドンー20000ドン
バインクオン(卵入り)
20000ドンー25000ドン
日本円だと100円前後です。
フォーより少し安めで、バインミーと同じくらいの料金のところが多いと思います。
作り方は?
こちらがウィキペディアの説明です。
湯を沸騰させた鍋の上に目の細かい布を太鼓の皮のように貼り、そこに醗酵させた米粉汁をおたまで流し掛け、おたまの底を使い薄く塗り広げる。鍋に大きな蓋を被せてしばらく蒸した後に、長い菜箸を使ってライスペーパーを掬い上げ、手作業で具材をくるむ。
「バインクオン」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新日時 2019年12月21日 (土) 15:24
アクセス日時 2022年 1月16日 (土) 11:46
文字だけで漏れなく簡潔に説明されています。
さすがウィキペディアですね。
でもよくわからない人が読んだら、?が頭の中にたくさん浮かんできそうではあります。
そこで、作っている様子を撮影させてもらいましたので、こちらの写真を見てください。
写真左に「湯を沸騰させた鍋」「目の細かい布」「薄く塗り広げられた米粉汁」「大きな鍋の蓋」が見えます。
これで少しはイメージ湧きませんか?
自宅で作れる?
はい、作れます。
朝の忙しいときには外で食べてしまいますが、自宅に友達を呼んだときなどには作ることもあります。
その時はフライパンを使って作るのが普通ですが、これがなかなか綺麗に作れないんですね。
私は何度も失敗しました😢
でも、やっと失敗しない方法を見つけましたので、その方法については別の記事で紹介したいと思います。
まとめ
- バインクオンはベトナム北部由来の料理ですが、南部でもよく食べられています。
- 値段は普通の人が手軽に朝食として食べれる程度です。
- お店では専用の器具を使って作りますが、自宅でも作ることは可能です。