前菜

ベトナム風「高菜漬け」の作り方

これまで何回かにわたってベトナムのお正月の料理を紹介してきました。

でも実はベトナムのお正月に欠かせない重要な料理を紹介してきませんでした。

それが今回紹介する「高菜漬け」です。

日本でも高菜漬けを食べると思いますが、ベトナムの高菜漬けは酸味があって、素朴な漬け物の味です。シンプルな味なので、飽きが来ずらいと思います。

いつものように動画版も用意してありますので、そちらも参考にしてください。

準備するもの

生高菜1キロ
漬物瓶容量3リットル
砂糖

日本(特に関東地方?)では生の高菜がとても手に入れにくいです。

そんな時はベトナム食材店を覗いてみると良いかもしれません。

生の高菜を買って、自分で漬物を作りたいという日本在住のベトナム人は結構多いみたいです。

私もこちらのベトナム食材店で買いました。

お店の情報はこちらです。
http://www.aimart-jp.com/

品揃えも豊富で、郵送もしてくれますので、おすすめのベトナム食材店です!

作り方

手順は次のようになります。

  1. 高菜の下準備(干すまで)
  2. 高菜の下準備(干した後)
  3. 漬け汁を作る
  4. 漬ける

高菜の下準備(干すまで)

高菜をチェックして、変色しているところなどは取り除きます。

穴が空いてしまっているようなところも取り除きます。

葉っぱ同士ができるだけ重ならないように、高菜を広げます。

日中、陽の当たるところに1日置いておきます。

高菜の下準備(干した後)

一日干すとこんな感じになります。

水でよく洗います。

水を入れ替え、今度は塩を入れます。

塩水で軽く洗います。

洗った後は軽く絞って、水を切ります。

根っこの部分を切り落とします。

茎の太い部分に切り込みを入れ、漬け汁が中に染み込みやすくします。

以上で、高菜の下準備は完了です。

漬け汁を作る

水2リットルを鍋で沸かします。

塩100グラムを入れます。

砂糖100グラムを入れます。

塩、砂糖がよく溶けて、沸騰したら、火を止めます。

常温になるまで冷まします。

漬ける

漬物瓶に高菜を入れます。

常温まで冷ました漬け汁を高菜が全部かぶるまで入れます。

フタを閉めて1週間ほど待ちます。

1週間は目安ですので、気温によって食べ頃は早くなったり遅くなったりします。

ベトナムは暑いので、大体5日ぐらいで食べごろになります。

高菜の色を見て、この写真のように黄色くなったら食べ頃です。

食べやすい大きさに切って食べましょう!

参考情報

高菜の漬物はそのまま食べても十分美味しいのですが、炒め物に入れたりしても美味しいです。

炒め物に入れる場合のレシピについても後日紹介しますので、もう少しお待ちください!