麺料理

ブンジウ(蟹とトマトのスープ麺)の作り方

今日は蟹とトマトのスープ麺の作り方を紹介します。
ベトナム語ではブンジウやブンリウと発音される料理で、北から南まで全国でよく食べられている料理です。
すべて日本で手に入る材料だけで本格的な蟹とトマトのスープ麺を作ってみましたので、その手順を紹介したいと思います!

手順

大まかな作る手順は次のようになります。
1.肉団子を作る
2.野菜の下準備
3.スープを作る
4.麺を茹でる
5.盛り合わせる

材料(2人分)

肉団子の材料

豚挽肉150グラム
カニのペースト大さじ1
1個
青ネギの青い部分適量
少々
砂糖少々
鶏ガラスープの素少々
胡椒少々

ブンジウを美味しくするのに欠かせないのがカニペーストです。
これはカルディで買いました。

野菜

トマト2個
セリ1袋
もやし1袋

トマトはスープに入れるもので必須です。
他の野菜は食べる時に食べる人が自由に入れて食べるものです。
ベトナムでは、もやし、空芯菜、大葉などと一緒に食べることが多いです。
空芯菜は日本のこの時期(この記事を書いているのは冬です)には手に入れにくいので、代わりにセリを使ってみました。

スープの材料

ブンジウの素2個
砂糖小さじ2
鶏ガラスープの素小さじ1
青ネギの白い部分適量

今回の食材の中で少し手に入れにくいのはブンジウの素になるかと思います。
こちらのものを使います。近所のベトナム食材店で買いましたが、Amazonでも手に入ります。Bun Rieuで検索してみてください。

中身は以下の写真のように固形状の調味料が6個入っています。
今回は2人分なので2個使います。

ブン(米丸麺)200グラム

ベトナムの麺といえばフォーが有名ですが、ベトナムでフォー以上によく食べられているのが丸い麺のブンです。

今回使った麺はSafocoのブンでして、今まで試したブンの中で一番美味しかったので、こちらがおすすめです。
近所にベトナム食材店があれば必ず置いてあるかと思いますし、Amazonなどでも売っています。

作り方

肉団子を作る

ボウルに肉団子の材料を全て入れます。

青ネギの青い部分を細かく刻んで入れます。
白い部分は後でスープに入れます。

よく混ぜ合わせます。

時間があったらそのまま15分ほど置いておくと、味が馴染んでより美味しくなります。

野菜の下準備

トマトは8等分に切ります。

セリは食べやすい大きさに切ります。

もやしと混ぜます。分けたままでも大丈夫です。お好みでOKです。

スープを作る

水1000から1200ミリリットルを鍋で沸騰させ、肉団子を一口大にして入れていきます。

肉団子に火が通った頃にブンジウの素2個を入れます。

ブンジウの素が溶けたら、トマトをいれます。

砂糖小さじ2、鶏ガラスープの素小さじ1を入れます。

一煮立ちさせたら火を止め、青ネギの白い部分を切って入れます。

麺を茹でる

麺は6分茹でます。スープを作っている途中に茹で始めるとちょうどいいタイミングで出来上がるかと思います。

茹で上がった麺は水道水で洗い、よく水を切ります。

盛り付け

皿に麺を入れ、スープをかけたら完成です。

ベトナムではこんな感じで野菜と一緒に提供されます。
野菜を食べたいだけ麺に入れて一緒に食べます。

関連情報

作り方の動画版もありますので、ぜひそちらも見てください!