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これなら失敗しない!バインクオン(蒸し春巻き)の作り方

おいしく綺麗に作ることが難しいバインクオン(蒸し春巻き)。これなら失敗しないという方法を見つけましたので、紹介します!

「バインクオンって何?」という方は、是非こちらの記事も読んでください!

作り方の動画も作りましたので、そちらも見てください!

https://youtu.be/1mM2ORW9Q5M

なぜ失敗するか

失敗するポイントは次の2つです。

  1. 生地作り
  2. 蒸し方(焼き方)

市販のバインクオンの粉を使えば、1の生地作りで失敗はしないです。

重要なのは、2の蒸し方(焼き方)です。

バインクオンを作る専門の器具がない家庭では、フライパンを使って作るのが普通です。

でも、このフライパンを使う方法がうまくいかない一番の原因なのです。

フライパンだと大体次のようのな結果になります。

  • レストランで作られたものより厚い生地になる
  • 生地に厚いところと薄いところができてしまう
  • 巻くのに失敗するとやり直すのが困難

失敗しても食べられるのですが、見た目は悲惨なものになります。

私は何度も失敗して、この原因が次の2点だと思うに至りました。

  • ドロドロした生地を上から流す方法ではどうしてもムラができる
  • フライパンから生地を剥がすのに時間がかかりすぎ、熱が入りすぎる

この問題を解決する方法を次に紹介します。

必要なもの

必要なものはズバリこれです。

ハンディクレープメーカーならばどんな機種でも大丈夫かと思います。

私は一番安かった1980円のLITHONのものをAmazonで買いましたが、申し分なく使えています。

中には本体とトレーが入っています。

トレーに生地を入れて、上からプレートを押し当てて使います。

上から生地を流し込むことによる問題はこれで解消されます。

また、生地を剥がしやすいので、熱が入りすぎることもありません。

失敗しないバインクオン作りには欠かせない商品です。

材料(2人分)

材料は生地と具に分けて説明します。

生地の材料

上新粉70グラム
タピオカスターチ130グラム
少々
400ミリリットル

具の材料

乾燥キクラゲ10グラム
豚ひき肉200グラム
玉ねぎ1個
ニンニク1かけら
少々
砂糖少々
鶏ガラスープの素少々

作り方

大きな流れは次のようになります。

  1. 生地を作る
  2. 具の下準備をする
  3. 具を炒める
  4. 焼く準備をする
  5. 生地を焼いて具を巻く
  6. 盛り付ける

生地を作る

ボウルにタピオカスターチ130グラム、上新粉70グラム、塩少々を入れます。

米粉はいろいろな種類を試しましたが、上新粉が一番綺麗にできました。

水400ミリリットルを入れてよくかき混ぜます。

よく混ざったら、そのまま4時間ほど寝かせて、発酵させます。

具の下準備をする

乾燥キクラゲ10グラムをお湯で戻します。

キクラゲをもどすのに15分ほどかかるので、その間に玉ねぎ1個を細かく刻んでしまいます。

お湯で戻して柔らかくなったキクラゲも細かく刻みます。

また、ニンニク1かけらはスライスしておきます。

以上で、具の下準備は完了です。

具を炒める

フライパンに油を敷き、スライスしたニンニクを炒めます。

香りが出てきたところで、豚ひき肉200グラムを入れます。

豚肉に半分ほど火が通ったら、キクラゲを入れて炒めます。

さらに玉ねぎも入れて炒めます。

塩、砂糖、鶏ガラスープの素をそれぞれ少々入れて、よく混ぜます。

炒め終わった具はお皿にとっておきましょう。

焼く準備をする

まず、まな板にラップをかけます。

ラップをかけるほとで、生地がまな板にくっつかなくなります。

油と炒めた具をまな板の近くに置きます。配置は好みで大丈夫です。私の場合は、クレープメーカーを右側に置くので、油と具は左側に置いています。

クレープメーカーを左側、生地を入れるトレーを上に置きます。

以上で、配置は完了です。

次に、寝かせておいた生地を取り出します。生地は硬くなっているので、もう一度よく混ぜて柔らかくします。

生地を適量とり、トレーに入れます。

クレープメーカーに油を塗ります。

余分な油はキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。

これで焼く準備は完了です。

生地を焼いて具を巻く

クレープメーカーを加温します。私の使っているクレープメーカーでは加温中はランプが点灯し、焼ける温度まで到達するとランプが消えるようになっています。

生地は焼く直前にもよくかき混ぜておきます。

クレープメーカーの温度が高くなってランプが消えたことを確認したら、クレープメーカーの焼き面を生地に押しつけます。

約3秒間つけたら持ち上げ、そのまま30秒から40秒待ちます。

生地を剥がして、まな板の上に広げます。

この時失敗することもありますが、落ち着いて生地を広げましょう。生地はまだ柔らかく、まな板にはラップが巻いてありますので、修復が可能です。

具を真ん中より下に置きます。

左右を折って、下から巻き上げます。

最後まで巻いたら1本完了です。これを繰り返していきます。

盛り付ける

すべて巻き終えたら盛り付けます。

バインクオンは食べやすい大きさにカットします。付け合わせの野菜はもやし、パクチー、きゅうりなどがおすすめです。

また、フライドオニオンをかけて食べることが多いです。

食べる時はヌクチャムにつけて食べます。

まとめ

失敗しないバインクオン(蒸し春巻き)の作り方として、クレープメーカーを使う方法を紹介しました。

生地をクレープメーカーから剥がすところなどは少し練習が必要かもしれません。

ただ、慣れればこの方法で誰でも失敗せずにバインクオンが綺麗に作れるはずですので、ぜひ挑戦してみてください!